四国のうどんといえば香川県の「讃岐うどん」が有名ですが、実はその隣にある徳島県にも、独自のうどん文化が根付いていることをご存じでしたか…?
徳島県のうどんは、地域の歴史や暮らしと深く関わっており、特に「たらいうどん」と「鳴ちゅるうどん」という二種類のご当地うどんが知られています。
こちらの記事では、2025年9月18日放送の「秘密のケンミンSHOW極」で紹介される徳島うどんの魅力をおすすめ店舗やお取り寄せ方法などとともに詳しくご紹介します!
讃岐の隣で独自進化!徳島うどん
★徳島うどんの真実…讃岐の隣で独自進化!超やわ麺&川魚出汁
(引用:番組公式サイト)
徳島うどんとは?
徳島うどんの歴史や特徴はこちら!
1. たらいうどん(阿波市)
歴史
たらいうどんは、徳島県阿波市土成町を中心に広がる郷土料理です。
山仕事や農作業を終えた人々が、大きなたらいを囲んでうどんを食べたのが始まりとされており、家族や仲間との団らんの象徴でもあります。
特徴
- 釜揚げうどんをたらいに盛り付け、個別のつけ汁でいただくスタイル
- 麺は太く柔らかめで、素朴な食感
- 出汁は店舗ごとに個性があり、「じんぞく(川魚)」やいりこ、溶き卵などを使用
- 多くの店舗が渓谷沿いにあり、自然を楽しみながら食事ができる
- 焼き鳥や川魚の唐揚げなど、サイドメニューも豊富
2. 鳴ちゅるうどん(鳴門市)
歴史
鳴ちゅるうどんは、鳴門市の塩田地帯で働く人々の食事として発展しました。
柔らかく食べやすいことから長く親しまれており、2000年代に写真家の中野晃治氏が出版した書籍で「鳴ちゅるうどん」と命名されたことで名称が定着しました。
特徴
- 不揃いで短く柔らかい麺が特徴
- 煮干しやかつお節ベースの甘めの醤油味の出汁
- 刻み揚げやネギが基本のトッピング。ちくわや鳴門わかめも選べる
- 小さなお子様や高齢の方でも食べやすく、身体にやさしい味わい
徳島うどんと讃岐うどんの違い(比較)
徳島うどんと讃岐うどんの違いを比較してみました。
比較項目 | 讃岐うどん(香川) | 徳島うどん(たらい/鳴ちゅる) |
---|---|---|
麺のコシ | 強い | やや弱め、柔らかめ |
麺の太さ | 細〜中太 | たらい:太め/鳴ちゅる:不揃いで短い |
出汁 | いりこ中心で濃い | 店舗ごとに異なる(川魚、いりこ、卵など) |
食べ方 | 一人一皿、セルフ方式が多い | たらい:シェア/鳴ちゅる:家庭的な雰囲気 |
雰囲気 | スピード・効率重視 | 風情や人とのふれあいを大切にした食文化 |
徳島うどんのおすすめ店情報(工事中)
徳島うどんのおすすめ店情報はこちら!
たらいうどん(阿波市)
- たらいうどん 新見屋
1965年創業。十数種類の素材でとった出汁に溶き卵を加えた秘伝のつゆが特徴。釣り体験も可能。
住所:徳島県阿波市土成町宮川内字上畑100-1 / 定休日:月曜 - 樽平(たるへい)
じんぞく(川魚)を使った昔ながらの出汁が楽しめる。
住所:徳島県阿波市土成町宮川内字上畑102 - 一天たらいうどん
秘伝のタレで味わう「若鳥タレ焼き」が名物。
住所:徳島県阿波市土成町宮川内字上畑93-3 - かねぎん坂野
コシの強い麺と甘めの出汁が特徴。焼き鳥や一品料理も充実。
住所:徳島県阿波市宮川内落久保104 - たらいうどん 平谷家
手作業にこだわった粘りとコシのある麺。阿波尾鶏の焼き鳥もおすすめ。
住所:徳島県阿波市宮川内相坂35 / 定休日:火曜
鳴ちゅるうどん(鳴門市)
鳴ちゅるうどんの特徴はこちら!
- 舩本うどん
鳴ちゅるうどんの代表格。1972年創業。おでんやコロッケも人気。
本店:徳島県鳴門市撫養町南浜字東浜651
営業時間:10:00〜15:00 / 定休日:木曜
公式サイト - 大井食堂
江戸時代創業とも言われる老舗。メニューはうどんのみ。
住所:徳島県鳴門市撫養町南浜字蛭子前東62
営業時間:7:00〜13:00 / 定休日:日曜・祝日 - あそこ食堂
手打ち麺と濃いめの出汁が特徴。地元の惣菜も楽しめる。
住所:徳島県鳴門市撫養町南浜字東浜651
営業時間:9:00〜15:00 / 定休日:火曜
徳島うどんのお取り寄せ情報
徳島うどんは楽天市場よりお取り寄せすることができます。


乾麺のみもあります。

まとめ
以上、徳島うどんを詳しくご紹介してきました。
「たらいうどん」は自然の中で楽しむ体験型うどん、
「鳴ちゅるうどん」は日常に溶け込むソウルフードとして、どちらも徳島ならではの魅力があります。
観光の際は、讃岐うどんだけでなく、徳島うどんの豊かな文化と味にもぜひ触れてみてください。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
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