「ごぼう」って子供の頃は好きじゃない人が多い食材ですが、大人になると味わい深いと感じるそうです。
確かに私も子供の頃よりも今の方がごぼうが好きです。
そんなごぼうの産地に和歌山県橋本市があることをご存じでしたか…?
こちらの記事では橋本市の特産である「はたごんぼ」の魅力をレシピやお取り寄せ方法とともに詳しくご紹介します。
はたごんぼとは?
「はたごんぼ」は、和歌山県橋本市の西畑地区で栽培される伝統野菜の極太ゴボウです。
「はた」は産地名の「(西)畑」、「ごんぼ」は関西地方でゴボウを意味する方言からきています。江戸時代から栽培されており、西畑地区のご馳走として親しまれてきましたが、一時期は生産量が激減しました。しかし2008年、地元住民の熱意によって産地復活が実現し、現在は地域活性化を象徴する特産品として注目されています。
特徴は何と言ってもその太さで、直径が5~6cmにも及ぶ極太サイズ。また、西畑地区の粘り気のある赤土で栽培されることで、柔らかく香り高いゴボウに育ちます。「はたごんぼ」はその品質の高さから、「プレミア和歌山推奨品審査委員特別賞」を受賞しており、地元の宝と呼ばれています。
はたごんぼをおすすめするポイント
はたごんぼをおすすめするポイントはこちら。
1. 圧倒的な太さと存在感
直径5~6cmの極太サイズは他に類を見ない迫力で、料理のアクセントにも最適です。
2. 柔らかさが魅力
通常のゴボウよりも繊維が柔らかく、煮物や鍋料理でホロホロと崩れる口当たりが絶品です。
3. 強い香りと深い味わい
香りが強く、土の恵みを存分に感じられる濃厚な風味が特徴です。
4. 伝統と地域の誇りを感じる逸品
江戸時代から続く歴史と、地元住民の復活への情熱が詰まった特別な野菜です。
5. 地域活性化への貢献
「はたごんぼ」の栽培と販売を通じて、地域の活性化や農業振興にも貢献しています。
はたごんぼを使ったおすすめレシピ
「はたごんぼ」のおすすめの味わい方は「丸ごと1本炭火焼き」です!
炭火焼でじっくりと焼くことでゴボウのホクホクとした食感と甘みを楽しむことができます。
その他、はたごんぼを使ったおすすめレシピをご紹介します。
1. はたごんぼのペペロンチーノ
ごぼうの美味しさを堪能するにはシンプルなペペロンチーノがおすすめです。
材料(2人前)
– はたごんぼ:1/2本
– スパゲッティ:160g
– にんにく:1片
– 鷹の爪:1本
– オリーブオイル:大さじ2
– 塩・こしょう:適量
作り方:
1. はたごんぼを薄切りにし、水にさらしてアクを抜きます。
2. にんにくをみじん切り、鷹の爪を輪切りにします。
3. フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくと鷹の爪を炒め、香りを出します。
4. はたごんぼを加えて炒め、茹でたスパゲッティを投入。塩・こしょうで味を整えれば完成です。
2. ゴボウ出汁の柳川風鍋
ごぼうの出汁を味わうにはお鍋、特に柳川風がおすすめです!
材料(2人前)
– はたごんぼ:1/2本
– 鶏ささみ:100g
– 玉ねぎ:1/2個
– 卵:2個
– 醤油:大さじ2
– みりん:大さじ2
– 出汁:300ml
作り方:
1. はたごんぼをささがきにし、水にさらしてアクを抜きます。
2. 鶏ささみを一口大に切り、玉ねぎは薄切りにします。
3. 鍋に出汁、醤油、みりんを加えて火にかけ、材料を煮ます。
4. 全体に火が通ったら、溶き卵を回し入れ、蓋をしてふんわり仕上げます。
お取り寄せ
はたごんぼのお取り寄せ方法をご紹介します。
はたごんぼは市場への流通量が多くないようですが、「プレミアム和歌山」で紹介されています。
正直なところ、申込方法などの説明が詳しくないですね。
和歌山県では「ごぼう巻」が特産であるようです。
和歌山県では大浦ゴボウも特産品です。
まとめ
「はたごんぼ」は、和歌山県橋本市西畑地区が誇る伝統野菜で、その極太サイズと柔らかさ、香りの良さが魅力です。
地元の粘土質の赤土で育まれることで、他にはない特別な味わいが楽しめます。
地元住民の情熱による復活と、「プレミア和歌山」の受賞で注目を集める「はたごんぼ」を、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか?
伝統と風味が詰まった極上のゴボウが、食卓に新たな感動を届けてくれることでしょう。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
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