こちらの記事では、2025年9月27日の「満天☆青空レストラン」で紹介される稲城梨(東京都稲城市)の魅力をお取り寄せ方法とともに詳しくご紹介します。
実は、筆者りずは稲城市の近くに住んでいたことがあります…!
地元ならではの稲城梨の情報もご紹介しますので最後までお読みください。
稲城梨とは?歴史・特徴をご紹介
稲城市の梨栽培は、およそ300年前の江戸時代・元禄年間に始まりました。
山城国(現在の京都府南部)から持ち帰られた「淡雪」という品種の苗木が起源とされています。本格的な栽培は明治時代に入り、農家による共同出荷体制が整備されたことで、稲城の梨は一大産地として成長していきました。
明治後期には甘みの強い「長十郎」や「二十世紀」といった品種が導入され、生産量も飛躍的に増加しました。
昭和初期には「多摩川果物生産組合連合会」が発足し、「多摩川梨」というブランド名で販売されるなど黄金期を迎えましたが、戦時中の農地転用や都市化の波で一時衰退します。
戦後の再建を経て、昭和40年代には街頭販売や観光梨園が人気を集め、地域産業としての地位を回復。
昭和60年代には稲城市で開発された新品種「稲城」が登場し、現在の稲城梨ブランドの柱となっています。

稲城市内では多摩川からほど近い平野部に梨農園が点在し、地元で愛されるご当地フルーツです!
稲城梨のおすすめポイント
稲城梨のおすすめポイントはこちら。
1. 驚きのボリューム感でインパクト抜群
稲城梨は1玉600g〜800g、大きいものでは1kgを超えるサイズになり、見た目のインパクトと贈答用としての華やかさを兼ね備えています。
2. まるでジュースのような果汁の多さ
果肉は非常に柔らかく、噛んだ瞬間にあふれ出す果汁と濃厚な甘みが特徴で、まるで飲み物のようなジューシーさを楽しめます。
3. 東京育ちの“幻の梨”はここだけの味
稲城市でしか生産されておらず、市場にはほとんど出回らない希少品種であることから「幻の梨」と称され、地元での販売が中心です。
4. お取り寄せ・ふるさと納税で人気急上昇
ネット通販やふるさと納税でも取り扱いがあり、贈答品としても注目されるようになりました。希少性と味わいの両立が高評価の理由です。
5. 皮ごと楽しめるやさしい口当たり
皮が薄く渋みが少ないため、皮をむかずにそのまま食べられるのも嬉しいポイント。小さなお子さんや高齢者にも食べやすい梨です。
稲城梨の品種一覧
稲城梨とは稲城市で栽培される梨を意味しています。
栽培されている主な梨の品種はこちら。
稲城市オリジナル品種
稲城(いなぎ)
・1969年に稲城市の農家で育成された東京特産品種です。
・果肉が柔らかく果汁が豊富で、糖度も非常に高く濃厚な甘みがあります。
・栽培が難しく、収穫期間は8月下旬~9月上旬です。
・東京都内でのみ生産されており、「幻の梨」として知られています。
そのほかの代表品種
幸水(こうすい)
・8月中旬が収穫時期です。甘みが強く、シャキッとした歯ざわりが魅力の赤梨です。
豊水(ほうすい)
・9月中旬が収穫時期です。水分が豊かで甘みと酸味のバランスが良い品種です。
新高(にいたか)
・9月下旬~10月初旬が収穫時期です。1kgを超えることもある超大玉で、貯蔵性にも優れています。
あきづき
・9月中下旬が収穫時期です。幸水・豊水・新高の掛け合わせで、糖度が高く人気のある赤梨です。
稲城梨のお取り寄せ方法は?どこで買える?
稲城梨の流通は限定的であるため、「幻の梨」と呼ばれています。
主な購入場所は梨農家の直売所、JA販売所など地元で販売されるのみで、スーパーではほとんど見かけません。
新宿まで電車で約40分の距離にあるにもかかわらず、都内でも見かけることはほとんどありません。
地元では稲城梨の人気は高く、梨農家さんの直売所では週末は朝8時くらいからお客さんが訪れ、午前中のうちに完売してしまうことも…。

直売のシーズンは8月下旬~9月上旬、ピークは8月後半の週末です
(りず調べ)
稲城まで来れない方はお取り寄せが確実でおすすめです!
通販は梨農園のサイトで申し込むことができます。
主な梨農園をご紹介します。
「満天☆青空レストラン」で紹介された川清園では、梨を販売中とのことです!(9月27日現在)
数に限りがありますので、お早めにお買い求め下さい。
ふるさと納税の返礼品のお取扱いがあります。

お隣の川崎市でも梨が生産されていますが、こちらも希少であり地元での消費が多いです。
おすすめの販売店はJAセレサ川崎です。

上記のセレサモス麻生では梨のシーズンの週末には駐車場が満車となり、「梨渋滞」が発生することもあります。
まとめ
以上、稲城梨を詳しくご紹介してきました。
稲城梨はとても大きくてみずみずしいのが特徴で非常に人気があります。
近隣住民だけではなく、毎年都内から車でやってくるお客さんもいるほどです。
興味のある方は、ふるさと納税または2026年以降にお取り寄せをしてみて下さい!
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
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