こちらの記事では、2025年2月6日放送の「秘密のケンミンSHOW極!」で紹介される全国のご当地お鍋の歴史やレシピ、お取り寄せ方法について詳しく解説します!
今回はこちらのお鍋を紹介します!
1.北海道:石狩鍋
2.秋田:しょっつる鍋
3.宮城:せり鍋
4.群馬:おっきりこみ
5.石川:とり野菜みそ
6.大阪:かにすき
7.岡山:そずり鍋
8.福岡:水炊き
1.北海道「石狩鍋」
石狩鍋は漁師町発祥の味噌仕立ての鮭鍋です!
石狩鍋の歴史・特徴
北海道の 石狩川流域 で生まれた石狩鍋は、江戸時代から漁師の間で親しまれていました。
北海道は 鮭の一大漁場 であり、獲れたての鮭を無駄なく使うために考案された鍋料理です。
味噌仕立てのスープに、鮭のアラや切り身、野菜を加えて煮込みます。
石狩鍋のレシピ
材料(2人前)
– 生鮭(切り身)…2切れ
– キャベツ…1/4個
– 長ネギ…1本
– じゃがいも…1個
– 木綿豆腐…1/2丁
– しめじ…1/2パック
– 味噌…大さじ3
– だし汁(昆布+水)…500ml
– 酒…50ml
– みりん…大さじ1
– 醤油…小さじ1
– バター…10g
作り方
1. 鮭の下処理
– 鮭の切り身に熱湯を回しかけ、臭みを取る。
- 野菜の準備
– キャベツはざく切り、長ネギは斜め切り、じゃがいもは薄切りにする。
– しめじは石づきを取り、小房に分ける。
- スープを作る
– 鍋に昆布と水を入れ、中火で10分ほど煮てだしを取る。
– 味噌・酒・みりん・醤油を加えてよく混ぜる。
- 具材を煮込む
– 鮭を先に入れ、火が通るまで煮込む。
– じゃがいも・キャベツ・しめじ・豆腐を加えてさらに煮る。
5. 仕上げ
– 長ネギを加え、最後にバターを溶かして完成です!
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2.秋田「しょっつる鍋」
秋田名物の「しょっつる鍋」は、魚醤の旨味を活かした海鮮鍋です。
しょっつる鍋の歴史・特徴
秋田県沿岸部で発展した しょっつる鍋 は、ハタハタを使った魚醤「しょっつる」をスープのベースにした鍋です。
しょっつるは、江戸時代から 保存食として活用 されてきました。
ハタハタの出汁がしっかりと効いた、旨味たっぷりの鍋です。
しょっつる鍋のレシピ
材料
– ハタハタ(またはタラ)…4尾
– 長ネギ…1本
– しめじ…1/2パック
– 豆腐…1/2丁
– 春菊…1/2束
– しょっつる…大さじ2
– だし汁(昆布+水)…500ml
– 酒…50ml
– 塩…少々
作り方
1. 魚の下処理
– ハタハタのウロコを取り、内臓を取り除く。
– 軽く塩をふり、10分ほど置いて臭みを取る。
- 野菜の準備
– 長ネギは斜め切り、春菊は4cmほどに切る。
– しめじは石づきを取る。
- スープを作る
– 鍋に昆布と水を入れ、中火で10分煮てだしを取る。
– しょっつる・酒・塩を加え、スープを作る。
- 具材を煮込む
– 魚を入れ、中火でじっくり煮る。
– 野菜・豆腐を加え、火が通ったら完成です!

3.宮城「せり鍋」|根っこまで楽しむ仙台の郷土鍋
「せり鍋」は根っこまで楽しむ仙台の郷土鍋です。

筆者りずはせり鍋の存在はケンミンSHOWで知りました!
せり鍋の歴史・特徴
宮城県は せりの産地 として知られ、江戸の仙台藩時代から栽培されてきました。
「せり鍋」は、鶏肉とごぼうを組み合わせ、せりのシャキシャキ感を楽しむ鍋料理です。
特に 根っこまで食べる ことが特徴で、独特の香りと歯ごたえが楽しめます。
せり鍋のレシピ
材料(2人前)
– 鶏もも肉…200g
– せり…1束
– ごぼう…1/3本
– 長ネギ…1本
– 舞茸…1/2パック
– だし汁(昆布+鰹)…500ml
– 醤油…大さじ2
– 酒…50ml
– 塩…少々
作り方
1. 鶏肉の下処理
– 鶏もも肉を一口大に切る。
- 野菜の準備
– せりは根っこをよく洗い、4cmほどに切る。
– ごぼうはささがきにし、水にさらしてアクを抜く。
– 長ネギは斜め切り、舞茸は小房に分ける。
- スープを作る
– 鍋にだし汁・酒・醤油を入れ、火にかける。
- 具材を煮込む
– 鶏もも肉を加え、火が通るまで煮込む。
– 野菜・せりを加え、さっと煮て完成です!
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4.群馬「おっきりこみ」|具材たっぷり!味噌仕立ての煮込みうどん
群馬名物「おっきりこみ」は、具材たっぷり!味噌仕立ての煮込みうどんです。
お鍋というよりうどんの一種になります。
おっきりこみの歴史・特徴
群馬県で古くから食べられている「おっきりこみ」は、 味噌仕立ての煮込みうどん です。
その歴史は江戸時代まで遡り、小麦の生産が盛んな群馬で、小麦粉を練って作るうどん文化が発展したことに由来しています。
特徴は、茹でずに直接スープで煮込む平打ち麺 で、小麦の風味ともちもちした食感が楽しめます。
おっきりこみのレシピ
材料(2人前)
– うどん(生麺・平打ち)…200g
– 里芋…2個
– にんじん…1/2本
– 大根…1/4本
– しいたけ…2枚
– こんにゃく…1/3枚
– 油揚げ…1枚
– 味噌…大さじ3
– だし汁(昆布+鰹)…600ml
– 醤油…小さじ1
– 酒…大さじ1
作り方
1. 野菜とこんにゃくの準備
– 里芋は皮をむき、一口大に切る。塩でもんでぬめりを取る。
– にんじん・大根は厚めのいちょう切り、しいたけは薄切りにする。
– こんにゃくは手でちぎり、熱湯で1分ほど湯通しする。
– 油揚げは湯通しし、細切りにする。
- スープを作る
– 鍋にだし汁・酒・醤油・味噌を入れ、中火で温める。
- 具材を煮込む
– 硬い野菜(大根・にんじん・里芋)を先に入れ、柔らかくなるまで煮る。
– しいたけ・こんにゃく・油揚げを加え、さらに煮込む。
- 麺を加えて煮る
– うどんを直接鍋に入れ、10分ほど煮込んで完成です!
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5.石川「とり野菜みそ」|味噌仕立ての鶏鍋
石川県の「とり野菜みそ」は、味噌仕立ての鶏鍋です。
とり野菜みその歴史・特徴
「とり野菜みそ」は、石川県の伝統的な鍋料理で、味噌をベースにしたスープで鶏肉や野菜を煮込む鍋 です。
「とり野菜」とは、鶏肉(とり)を使うという意味ではなく、「栄養をたっぷり取る」 ことが語源とされています。
加賀地方では、冬の定番料理として家庭でも親しまれています。
とり野菜みそのレシピ
材料(2人前)
– 鶏もも肉…200g
– キャベツ…1/4個
– 長ネギ…1本
– しいたけ…2枚
– にんじん…1/2本
– 木綿豆腐…1/2丁
– とり野菜みそ(市販)…大さじ3
– だし汁(昆布+水)…500ml
作り方
1. 鶏肉の下処理
– 鶏もも肉を一口大に切る。
- 野菜の準備
– キャベツはざく切り、長ネギは斜め切り、しいたけは薄切りにする。
– にんじんは薄切り、豆腐は食べやすい大きさに切る。
- スープを作る
– 鍋にだし汁を入れ、温める。
– とり野菜みそを溶かしながら加える。
- 具材を煮込む
– 鶏肉を入れて中火で煮る。
– 野菜・豆腐を加え、火が通ったら完成です!
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6.大阪「かにすき」
大阪「かにすき」は、出汁の旨味を楽しむ贅沢なカニ鍋です。
かにすきの歴史・特徴
「かにすき」は、関西地方で広まった カニを昆布出汁で煮込む鍋料理 です。
「すき」は 「鋤(すき)」ではなく「好き」 に由来し、カニを好きなだけ食べる鍋として名付けられました。
かにすきのレシピ
材料(2人前)
– カニ(脚・肩)…300g
– 白菜…1/4株
– 長ネギ…1本
– しいたけ…2枚
– えのき…1/2袋
– 豆腐…1/2丁
– 昆布だし…500ml
– 醤油…大さじ2
– 酒…50ml
作り方
1. カニの下処理
– カニは食べやすい大きさに切り、殻に切り込みを入れる。
- 野菜の準備
– 白菜はざく切り、長ネギは斜め切り、しいたけは飾り切りにする。
– えのきは石づきを取る。
- スープを作る
– 鍋に昆布だし・醤油・酒を入れ、温める。
- 具材を煮込む
– カニを先に入れ、火が通るまで煮る。
– 野菜・豆腐を加え、全体が温まったら完成する。
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7.岡山「そずり鍋」|牛の旨味が溶け込んだご当地肉鍋
岡山名物の「そずり鍋」は、牛の旨味が溶け込んだご当地鍋です。
そずり鍋の歴史・特徴
岡山県西部の倉敷市周辺で親しまれている そずり鍋 は、牛の骨周りの肉「そずり肉」を使用する鍋です。
「そずる」とは岡山の方言で 「削る」 という意味があり、牛の骨から削ぎ落とした肉を使う ことが名前の由来です。
牛肉の旨味が濃縮された鍋で、甘辛い醤油ベースの味付けが特徴です。
そずり鍋のレシピ
材料(2人前)
– そずり肉(牛の骨周りの肉)…200g
– 白菜…1/4株
– 長ネギ…1本
– しいたけ…2枚
– しめじ…1/2パック
– こんにゃく…1/2枚
– 木綿豆腐…1/2丁
– 醤油…大さじ3
– 酒…50ml
– みりん…大さじ2
– 砂糖…大さじ1
– だし汁(昆布+鰹)…500ml
作り方
1. そずり肉の下処理
– そずり肉を さっと湯通し して臭みを取る。
- 野菜と具材の準備
– 白菜はざく切り、長ネギは斜め切り、しいたけは飾り切りにする。
– しめじは石づきを取る。
– こんにゃくは手でちぎり、熱湯で1分湯通しする。
– 木綿豆腐は食べやすい大きさに切る。
- スープを作る
– 鍋にだし汁・醤油・酒・みりん・砂糖を入れ、中火で温める。
- 具材を煮込む
– そずり肉を加え、軽く煮て旨味を引き出す。
– 白菜・しいたけ・しめじ・こんにゃくを加えて煮込む。
- 仕上げ
– 長ネギ・豆腐を加えて温め、全体が馴染んだら完成です!
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8.福岡「水炊き」
鶏の旨味が凝縮した博多の名物鍋「水炊き」が好きという人は多いですよね。
水炊きの歴史・特徴
福岡県の 博多地方 を代表する 水炊き は、鶏肉と骨付きガラを煮込んで作る白濁スープの鍋です。
その歴史は 江戸時代末期 から続き、明治時代に日本に伝わった 西洋料理のブイヨン技法 を取り入れて改良されました。
鶏の旨味が凝縮されたスープを楽しむ鍋として、地元では 「最後の一滴まで味わう鍋」 として親しまれています。
水炊きのレシピ
材料(2人前)
– 鶏もも肉…200g
– 鶏手羽元…2本
– キャベツ…1/4個
– 長ネギ…1本
– にんじん…1/2本
– しいたけ…2枚
– 木綿豆腐…1/2丁
– 昆布…1枚
– 水…700ml
– 酒…50ml
– 塩…小さじ1
– ポン酢…適量
– 柚子胡椒…適量
作り方
1. 鶏肉の下処理
– 手羽元を鍋に入れ、水を加えて中火で加熱する。
– 沸騰したらアクを取り、弱火で30分煮込む。
– 鶏もも肉を加え、さらに15分煮込む。
- 野菜と具材の準備
– キャベツはざく切り、長ネギは斜め切り、しいたけは飾り切りにする。
– にんじんは薄切り、豆腐は食べやすい大きさに切る。
- スープを仕上げる
– 昆布を取り出し、酒・塩で味を調える。
- 具材を煮込む
– 野菜・豆腐を加え、全体が温まったら完成です!
– お好みで、ポン酢や柚子胡椒を添えて食べましょう。
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まとめ
以上、「秘密のケンミンSHOW極!」で紹介される全国のご当地お鍋の歴史を詳しくご紹介してきました。
皆さんは8種類のお鍋でどのお鍋が一番好きですか?
地元の郷土料理だったらもちろん、遠方のお鍋を選ぶ人もいらっしゃるかもしれませんね。
気になるメニューはありましたら、お取り寄せやご自身でぜひ作ってみて下さい。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
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